インドのトイレ

右手でカレーを食べ、不浄の手とされる左手を使って水で清めているイメージが強いインドですが、世界で最初に水洗トイレを発明したのはインドだと言われています。その時代はインダス文明にまで遡ります。高度な都市計画と治水技術でも有名なインダス文明の遺跡には、用を足したら水で流す仕組みになっている水洗トイレのようなものの痕跡が見られます。


インドの首都デリー郊外には、「スラブ・インターナショナル・トイレ博物館」があります。“公共衛生”“人権意識”などを目的として「スラブ・インターナショナル・ソーシャル・サービス・オーガニゼーション」が1994年に設立した施設です。
この団体がとくに力を入れて活動しているのが、国内へのトイレの普及です。

インド各地に彼らが作った公衆トイレなどがたくさんあります。マハーラーシュトン州シルディーには、トイレが148、バスルームは108、ロッカーが5000と設立されていて、1日に5万人が利用可能という世界最大のトイレコンプレックスもあります。

トイレ博物館へは無料で入場でき、毎日たくさんの外国人観光客が観光にきているそうです。
展示されているものは、レプリカがほとんどですが、古くはインダス文明時のトイレから、世界各地の珍しいトイレ、最先端技術を駆使したトイレなどが見られます。
ほかにもトイレ関連の色々なものが展示されていて、トイレに関するジョークなども展示されているそうです。